発熱診療等医療機関

お電話お問い合わせは、046-259-5217まで

  • TOP
  • 院長ご挨拶
  • 診療科目
  • クリニック案内
  • 院内設備
  • 健康診断
  • 予防接種
  • 交通案内

咳・ぜんそく・COPD

咳にはさまざまな原因があります。短期間で自然に軽快するものもありますが、診断の遅れが重大な病気に発展することもあります。長引く咳でお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
 
※咳のセカンドオピニオンで受診のかたへ

いままでの治療の内容や経過はとても大切です。ぜひおくすりの内容がわかるものをお持ちください。

もしもあればレントゲンのフィルムや検査結果もお持ちくださるととても参考になります。

 

※長引く咳でお悩みの方へ

咳は1枚のレントゲンで異常がないことも多く、おくすりの効き方や、症状の時間帯、季節による変化などを詳しく伺いながら方針をたてていくことがたいせつと、当院では考えております。

1度目のおくすりで効果がなくても、それには理由があり、次のステップの判断になります。

あきらめずにじっくり治療を続けていきましょう。
 

気管支喘息

気管支喘息は、アレルギーやストレスによる気管支の炎症により、空気の通り道が狭くなる病気です。一度発症すると再発しやすい病気ですので、継続的な治療が大切です。

  • 症状

特徴的なのが、呼吸をする際に「ぜーぜー」「ひゅーひゅー」といった音が鳴ります。これは気道の炎症により空気の通り道が狭くなっているためです。症状が悪化してしまうと最悪の場合、死に至ることがあります。

 

  • 診断・治療方法は?

アレルギー検査・呼吸機能検査などを必要に応じて行います。それ以外にも胸部レントゲンを撮ることで肺に異常がないかを調べます。聴診では「ぜーぜー」「ひゅーひゅー」などの音が聴こえないこともありますが、時間帯や日による変動もあるため、専門医が詳しくお話を伺います。
治療法としては、喘息の症状をコントロールする薬と発作止めの薬を処方します。症状が収まるとご自身の判断でやめてしまう方もいらっしゃいますが、さまざまな誘因で症状が悪化してしまうおそれがあります。医師と二人三脚で喘息をコントロールしていくようにしましょう。

咳喘息

咳が慢性的に続く病気です。温度差やハウスダスト、タバコの煙などが誘因で気管支が過敏になり、咳を誘発します。ひどい場合は1年以上続くこともあり、悪化すると約30%の方が気管支喘息になってしまうといわれています。

 

  • 症状

風邪をひいて熱などの諸症状は収まったのに、咳だけが2週間以上治らない。夜中から明け方に眠れないほどの咳が出る、タバコの煙や温度差で咳が止まらなくなるといった症状が現れている場合、咳喘息のおそれがあります。気管支喘息のような「ぜーぜー」といった音などはなく、咳だけが止まらなくなるのが特徴です。咳が止まらなくなると、嘔吐したり胸痛を起こしたり、声が出にくくなったりすることがあります。

  • 検査・治療法

「ぜーぜー」といった音の有無・肺機能検査(呼吸機能の確認)・血液検査や胸部レントゲン(肺炎になっていないか確認)
治療は気管支拡張薬や吸入ステロイドを使用します。咳喘息は再発しやすく、喘息に移行するのを防ぐためにも、完治するまでしっかりサポートいたします。

COPDシーオーピーディー(慢性閉塞性肺疾患)

近年よく耳にするこの言葉。正式名は「慢性閉塞性肺疾患」といい、従来「肺気腫」「慢性気管支炎」と呼ばれていた疾患です。タバコによる気管支や肺胞の炎症で生じ、肺の機能が徐々に低下します。日本人の患者数は推定で500万人、喫煙者のおよそ2割がかかっているとされています。

  • 症状

COPDになると正常な呼吸が困難になり、咳・たん・息切れなどの症状がみられるようになります。また、初期には症状がわかりにくく、知らず知らずのうちに病状が悪化していることがあります。症状が悪化すると日常生活もままならないほどの呼吸困難が起こり、呼吸不全や心不全につながることもある怖い病気です。症状のすすんだ患者さんは、「陸でおぼれる感じ」とよく表現なさいます。
この病気によって一度狭くなった気道はもとに戻ることはないので、早期発見・早期治療を行うことが重要です。

  • 検査・治療法

当院では喫煙歴や症状を伺い、レントゲン・呼吸機能検査をおこなって肺の構造変化や気道閉塞の程度を評価して診断、治療のアドバイスをおこなっています。
喫煙歴のある方、咳やたん、息切れでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
内服・吸入による治療、在宅酸素療法についてもご相談に応じております。